2011年6月13日月曜日

運慶とミケランジェロ



彫刻と言えば古代ギリシャのミロのビーナスを、
思い出してしまいますが、
僕は日本人の彫刻にも、
世界に誇れる物が沢山あると思っています。
古代ギリシャの彫刻は静的な作品が多く。
斬新な作風と表現力を持ち、
見る人を驚かし続けた彫刻家と言えばミケランジェロです。
ミケランジェロの圧倒的な表現力は、
15世紀では考えられなかった、
表現手法を次から次へと発表して行きました。
サンピエトロのピエタは特に有名です。
でもこの東大寺の金剛力士像を運慶が彫ったのは、
それよりも早い13世紀に彫られているんです。
運慶もすごいのですがその長男の空也上人立像は、
その表現力と発想に絶句してしまいます。
村上春樹のリトルピープルがすでに彫られています。
さすが「もの造り日本」あなどれません。

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