2011年9月30日金曜日

東京近郊セシウム137年間46.5ミリシーベルト


と、書きましたが、
読者の方から、
訂正を頂き加筆修正をしました。
申しわけありませんでした。
ベクレルをシーベルトに変えるのは、
とっても難しいです。


この記事は9月28日に朝日新聞に掲載された物ですが、

記事の内容は朝日新聞をクリックしてくれれば、
読むことができます。

一時盛んに言われていたマイクロシーベルトや
ミリシーベルトに変わって、
ベクレルと言う表記に変わってしまって、
この汚染マップが、
国の年間被ばく量20ミリーシーベルトと、
どの様な関係にあるのかを調べてみました。
茨城、栃木、群馬、
そして29日の朝日新聞では柏や松戸、我孫子、流山市でも、
最低でもセシウム137が、
3万ベクレル蓄積されていると書かれています。

さらっと書かれていますが、
セシウム137は半減期が30年です。

タイトルの46.5ミリシーベルトと言うのは、
観測されている最低の3万ベクレルを、
僕なりに調べて計算した物ですが、
計算の仕方が間違っている事を祈っています。

もし違っていたら教えて下さい。

計算式は以下のサイトの物を使いました。
3.11東日本大震災後の日本

まずベクレルを平方メートルの単位になおします。
30000Bq/kg×50=1500000Bq/m2

それをマイクロシーベルトの単位になおします。
1500000Bq/m2÷282000=5.319μSv/h

これを年間の被ばく量として計算すると
5.319μSv/h×24h×365=46.594μSv/h

すなわち年間46.5mSv/h(ミリシーベルト)

というとんでもない数字になります。

チエルノブイリでは37000ベクレル以上が、
避難地区になったそうです。

群馬大学教育学部 早川由紀教授は、
09/26の時点で、
0.25マイクロ毎時で、単純計算で年2.2ミリです。
この数値の被ばく量でも生活するのが危険だと、
おしゃっていました。

早川教授の所をクリックして頂ければ、
早川教授のブログに飛びます。

いまは自分の計算した物が間違っている事を願っています。

☆と、書いたらコメントを頂き間違っている事が判明しました。

正しくは、

今回のニュースはBq/kgがBq/m2に既に変わっています。
なので最初の50倍が必要なくなります。

まずベクレルを平方メートルの単位になおします。
30000Bq/kg×50=1500000Bq/m2

これがいらないわけですね。

正しくは

30000Bq/m2÷282000=0.160μSv/h
0.16μSv/h×24h×365=1.40mSv/h

首都圏では最大でも60000Bq/m2で、
60000Bq/m2÷282000=0.21μSv/h
0.21μSv/h×24h×365=1.8mSv/h

正しくは年間1.4~1.8ミリシーベルトと言う事になります。

ホッ!

いま迄言われているものとそう変わらないですが、
原発はメルトスルーしているので、
放射線は止まっていません、
放射線量には注意が必要ですね。

だけど朝日新聞どうしてベクレルなんて、
わざわざ分かり難い表記をするんだろ。

間違ってしまいましたが、
ひとつ勉強になれば進歩は進歩です。

2011年9月29日木曜日

水風船を顔面にぶつけたら。どうなる?



面白い事が大好きな人達が、
真剣に面白い事を考えている事が、
こんな事を面白くしてくれる。

この映像はインターネットユーザーが、
水風船を使った実験をおこない、その様子を撮影。
スローモーションにしてYoutubeに公開したところ、
話題となっている。
その実験とは人の顔に水風船をぶつけるというものである。

動画を公開したのは「Smart Everyday」というYoutubeチャンネルだ。
このチャンネルは、
あまり日常で見ることのできない実験を特殊なカメラで、
撮影してYoutubeにアップしているらしい。

そして今回の映像は水風船を人の顔面にぶつけて、
その動きをスローモーションで再生するというもので、
ゴムの風船は、顔面に接触した後に、
顔を覆いつくしてしまうほどに広がり、
瞬時に元の状態へと戻るの瞬間を克明に映し出している。

ちなみに普通のカメラで、
こんな映像を撮影することはできないので、
良い子の皆さんは真似をしないで下さい。

2011年9月28日水曜日

中国のバブル崩壊と官僚の逃亡。



IMFが中国経済がバブル崩壊の危険性が増して来たと、
中国のメディアも伝え始めている。
原因は過度の通貨の発行と多すぎる貸し付けだそうです。
中国のインフレ率は5%に迫っていると言います。

いまここで中国経済がおかしくなったら世界経済の底が抜け、
リーマンショックの悪夢が再び蘇る。と、
財部誠一さんも警鐘を鳴らす。

財部誠一さんの記事は上の財部誠一を、
クリックすれば読むことができます。

財部さんが指摘する中国の一番大きな問題点は、
以下の点だと言います。

中国には“カントリー・ガバナンス”が存在しません。
大きな社会問題が起きたときに、
それに対応するためのシステムや制度が存在しない。
今回の新幹線の問題は象徴的です。
金融もまったく同じ構図です。
すでに不動産バブル崩壊で、
地価が暴落している地方もありますが、
地方の貸出しを実質的に管理しているのが誰なのか。
そんなことすら分からない。

メガバンクのベテラン金融マンは、
債務問題に揺れる米国や、
財政危機に直面する欧州を遥かに超えた、
ガバナンスのリスクが中国にはあると断言する。

その一例として中国の官僚は腐敗が進み、
1600人が海外に逃亡し、
その時に持ち出したお金は分かっているだけで、
10兆円、実際には、
もっと多いのではないかと言われていて、
共産党員の海外逃亡は、
120万人を超えたと言われています。

中国人とビジネスをしている、
僕の友人も中国の富裕層が元を、
モノに変えたがっていると言います。
いま中国人はリッチな散財をしていると言いますが、
本質は価値ある物に元を変えている、
そんな見方もできると思います。

中国経済がもし破綻したら、
世界がどの様な状態になっていくのか想像もつきません。

2011年9月27日火曜日

原子力に変わる水素発電も夢じゃない!



昨日、夢の扉で愛媛大学大学院野村信福教授の、
廃油から水素を取り出しクルマを動かすと言う、
素晴らしい実験を見ました。

なんと廃油から液中プラズマを作る事で、
水素を取り出します。
この研究は日本が世界の中で最も進んでいるそうです。

この番組を見ていて、
僕が思ったのは水素エンジンで発電所が、
できないのかなと思って調べてみました。

すると結構あるんです。

カースン水素発電所というのがあって、
2006年2月10日10億ドルかけて、
水素発電所(カースン発電所)を、
カリフォルニアに計画中であると発表しています。
この発電所は500メガワットの発電能力をもち、
南カリフォルニアの32万5千戸の、
電力需要に十分対応するものだそうです。
1MWが1000kwで換算すると50万kwなので、
これでも福島原発1基分になるのではと思っています。

計算違いますか?

また2005年6月にはスコットランドでも、
ピーターヘッドで、
水素発電プロジェクト計画を発表しているそうです。

もし廃油から水素ができれば、
コストは原発並みに安くできるのは当然で、
原発同様、環境負荷が無く、
安全性に関してもクルマに乗せるエンジンとして、
検討されている位だから、
原発に比べればリスクも相当低くなると思います。

原発はこれから、
段階的に減らす状況になるのは当然で、
しかし安い電力は、
モノ造り日本という中小企業で支えらている、
この国には欠かせない事も誰もが知っています。

だから、この様な新しい可能性を、
政治家は勇気を持って模索して欲しいと思います。

2011年9月26日月曜日

厚顔無恥な東京電力



ずいぶん過激なタイトルですが、
でも東京電力はこのぐらいの事を言われても、
当然な状態にあると思います。

このタイトルは青木理さんの「ニュースの眼」で、
報じられた物です。

「ニュースの眼」の中では、
枝野経産大臣も東京電力の、
高コスト体質には問題があると言って、
このままの状態では、
電気料の値上げには応じられないと言っています。

あたりまえですよね。

しかし、いまさら問題があると言っても、
東京電力を存続させた上での賠償スキームを、
作ったのは菅政権で、
存続させると言う事を前提にしているから、
国会に事故当時の操作手順の情報提出を命令されても、
シビアアクシデントの処理情報は、
ほとんどが黒塗りで、
しかも今回の福島原発の物ではなく、
一般のマニュアルで、
知的財産権や社内文書と言う名目で、
国の最高機関である国会にさえ、
今回の福島原発の情報さえも提出を拒否した。

だから福島原発の現状も、
僕たちには正確には知るすべは無く、
日々、放射能汚染と言う見えない不安と、
戦っているわけです。

さらに東京電力の発表した、
リストラ策は驚くべき物で、
社員の給与5%のカット、ボーナス半額、
たったこれだけです。
これは9/14日の朝日新聞に載った物ですが、
信じられないリストラ策です。
この程度のリストラ策は、
この不況下でどこの企業もやっているレベルで、
とてもこれが、大災害を起こした当事者の、
リストラ策とは思えません。

青木理さんはこう続けています。
東京電力は3兆円もの自己資金を、
持っていると言われています。
それを株主やステークホールダーを守る為に、
温存するなんて言う話は、
この段階で許される話ではない。

やはり一時国有化する事が、
一番正しい選択だと青木理さんは言っています。

自己資金の3兆円は全て賠償にあて、
発・送電は分離をし、
売却できるものは全て売却する。

僕は、その上で事故の処理は国会が全てを把握した上で、
もっと国民に情報を開示して、
原発を製造した技術者も含めて、
この事故の処理を考えて欲しいと思います。

このままでは賠償等の負担や、
原発が止まる事による負担も、
全てが電気料に上乗せされてしまうとしか思えません。

2011年9月24日土曜日

大地震、震源と活動が9世紀と酷似。


大地震、震源と活動が9世紀と酷似していて、
専門家が警鐘を鳴らしている。

これは8月19日の神戸新聞。
見たい人は神戸新聞をクリックして下さい。

最近、日本国内で起きた地震と、
9世紀の地震の発生パターンが似ているらしい。

起きていないのは東海・東南海。
スッポリ抜けているのが何とも不気味です。

もう勘弁して下さいと心から言いたいです。

9世紀には東日本で地震が続いた後、
太平洋沖で大津波を伴う「貞観(じょうがん)地震」が発生。
これが今回の東日本大震災にあたります。

西日本はその18年後、南海地震に見舞われのですが、
別に18年ごとにやってくると言うわけではないですから、
あした来てもおかしくない状況に見えてしまいます。

今年3月の東日本大震災後、
一部の活断層では地震の発生確率が上昇したとの指摘があり、
近い将来、南海地震の発生が予測される中、
専門家は警戒を怠らないよう呼び掛けています。

上の図は独立行政法人産業技術総合研究所、
関西センターの寒川旭さんや研究員が、
文献や地層などから推定される9世紀の大地震の発生場所を、
日本地図に落とし現代と比較した図です。

今回の津波も歴史的な検証では、
くると言われいましたからね。
それを無視し続けて、
今回の地震・津波・福島原発と繋がるわけです。

地震学者のあたらない地震予測より、
経験に基づいた歴史的検証の方が、
今回の震災が強烈だったのでリアリテイを感じてしまいます。

下の箇条書きは9世紀に既に発生した地震と、
最近起きた地震で震源地が符合している物です。

830年2月3日には 出羽国大地震。
これと近い位置で起きたのが、
1983年5月26日 日本海中部地震(M7.7)

841年 長野県中部の地震。
これに近い位置で起きたのが、
1984年9月14日 長野県西部地震(M6.3)

841年 伊豆半島地震
これに近い位置で起きたのが、
1974年5月9日 伊豆半島沖地震(M6.9)

850年 出羽国南部の地震
これに近い位置で起きたのが、
2008年6月14日 宮城内陸地震(7.2)

863年7月10日 富山・新潟の地震
これに近い位置で起きたのが
1964年6月16日 新潟地震(M7.5)
2007年3月25日 能登半島地震(M6.9)、
2007年7月16日 新潟県中越沖地震(M6.8)

868年8月3日 播磨地震(兵庫、岡山)
これに近い位置で起きたのが
1995年1月17日 兵庫県南部地震(M7.3)

869年7月13日 貞観地震(宮城県沖)
これに近い位置で起きたのが
2011年3月11日東北地方太平洋沖地震(9.0)

とにかく日本列島は被災続き備えあれば、
憂い無しで頑張るしかない様です。

2011年9月23日金曜日

メデイアスクラムの本質「いじめっ子心理」





今週火曜日の上杉隆さんの、
ニュースの深層で、
東京新聞主幹で論説委員の長谷川幸洋さんが、
鉢呂元経産大臣の辞任を通して、
記者クラブの問題点を探っていました。

本来、長谷川さんが東京新聞に所属していながら、
記者クラブの問題点を指摘すると言うのは異例で、
いま迄の大手マスメディアでは、
考えられない挑戦的な行為とも言えるそうです。

長谷川さんが言う所の今度の、
鉢呂元経産大臣の辞任の問題点は、
東京新聞の社説にあったように、
自由な言葉があってこその、
マスメディアだし、
記者クラブの弊害によって各社横並びの記事、
メディアスクラムを起こしてしまうことの、
問題点を指摘しました。

実際いまの記者クラブでは、
まさに小学生レベルの「いじめっ子」心理という、
低レベルの確執があり、
どこかの社が一報を出せば、
その流れにのらない新聞社なりメディアは、
政治的な意図があるのではないのかと、
他社から詮索されまさに「いじめられっ子」状態になって行く事を、
恐れて各社横並びの記事が慣例の様に、
永遠と続いているそうです。

その証拠として今回の鉢呂元経産大臣の辞任は、
まさに「言葉狩りで」各社新聞は、
鉢呂元経産大臣が「死の町」と言う言葉を使う前に、
新聞紙面で「ゴーストタウン」と言う言葉を、
使っていたそうですし、
国会でも大臣が「死の町」と言う言葉を使っていました。
鉢呂元経産大臣が「死の町」発言を、
問題にする事がいかにばかげているのかが分かります。

「放射のつけちゃうよ」発言にしても、
各社の取材ソースがあいまいで、
とても記事の内容自体に、
現職大臣を辞任させる様な論理的な価値も、
負うべき社会的なモラルも、
そこには存在しないと言う趣旨を感じました。

上杉さんとの会話の中で、
非常に興味深かったのは、
海外メディアとの取材のシステムの違いでした。
上杉さんはニューヨークタイムズで、
実際ジャーナリストとして活動していた経験から、
海外のメディアでは、
正しい情報をいち早く報道して、
検証していくことが報道の目的で、
記者は全て契約で、
サラリーマン記者と言うのは、
存在していないと言います。

しかも記事の内容は書いた人間が責任を持つ著名制です。
さらに記事の内容は、
いち早く正確な情報を伝えると言う観点から、
他社の新聞記事を引用したり、
反対意見を掲載したりしながら、
記事を深堀していくという徹底した取材方針があります。

まさに読み手の対場にたった、
本来のジャーナリズムが、
あるべき姿に思えて仕方ありません。

やはり原口大臣が断行しようとしていた、
クロスオーナーシップの禁止や、
記者クラブの廃止を徹底していかなければ、
新聞の記事の質は上がっていかず、
メデイア自体がその価値を失っていく、
危機的な状況になっていると思います。

今回の長谷川さんの行動や発言は、
その危機感を感じての事だと感じました。

2011年9月22日木曜日

シングルモルト グレンモーレンジ


北ハイランドの名酒グレンモーレンジの、
スタンダードクラスの「オリジナル」を飲んでみました。
スコットランドで一番飲まれている、
シングルモルトがグレンモーレンジだそうです。

飲んでみるとその意味が良く分かります。
女性もこのグレンモーレンジは美味しいと好評だそうです。
軽く華やかでデリケートな香りがあり、クリーミーでフレッシュ。
と、土屋 守さんの著書には書かれていますが、
僕はオーヘントッシャンやカードゥの様な、
蜂蜜系のテーストがとてもバランス良くまとまっていて、
アロマもとてもデリケートで、
これで売れないはずはないなと思いながら、
長い余韻を楽しみながら飲みました。

このスッキリとした飲み口の秘密は、
スコットランドでも一番背の高い5.13mの、
ポットスチルにあります。
グレンモーレンジのポットスチルは
ウィスキー用ではなくジン用のポットスチルなんです。

理由は創業者のウィリアム・マセソンが、
創業時の資金不足から、
ロンドンでジンの蒸留に用いられていた中古のポットスチルを、
購入して使用したことで、
純度の高いアルコールのみを蒸留する効果があり、
原酒がふくよかでライトなテイストに仕上がり、
グレンモーレンジのアロマをより豊かで、
華やかにしたそうです。

グレンモーレンジの伝説は、
CMにもなった「テインの16人の男たち」から始まっているそうです。
僕は見た事が無いのですが。
テインは町の名前で、
古くから巡礼地として栄え銀職人の町だったそうです。
そこでグレンモーレンジを造った、
16人の男たちの伝統の技を紹介している、
CMが当時大当たりをして、
グレンモーレンジの名前は一躍有名になったそうです。

グレンモーレンジは、
現在もすべてをシングルモルトとして出荷していて、
他社のブレンド用には一滴も供給していないそうです。

思わず「さすが」と唸る、
自信と実績を感じるスコッチです。

2011年9月21日水曜日

メルトダウンした燃料は回収できない!


京都大原子炉実験所の小出裕章助教に取材して、
毎日新聞が9月9日に掲載された記事です。

毎日新聞の記事は上のリンクを、
クリックして読んで下さい。

僕はこの記事を読んで、
ますます細野大臣が仰る所の、
福島原発が収束に向かっているという意味が、
分からなくなります。
原発の専門家小出裕章助教が、
「メルトダウンした燃料をどうやったら回収できるのか、
 私には想像すらできない。」
こう話しています。

福島の原発事故は世界最悪「レベル7」の事故で、
今なお放射能漏れが続いています。

チェルノブイリはあれほどひどい事故だったのに、
10日で収束しています。

スリーマイル島の事故は発生から2時間18分後
炉心冷却装置を再起動する事に成功したにもかかわらず、
炉心その他全体に対策し終えるまで、
5年近い年月が掛かっているそうです。

そして福島原発は、
1号機は水位計から水がない状態が、
確認できていてメルトダウンは確実で、
溶融体が原子炉建屋の床を突き破って、
地面に潜り込んでいる事態もありうる。
海洋や地下水に、
放射性物質が拡散しているかもしれない。
とまで小出裕章助教は語っています。

更に政府や東電は「循環注水冷却」の
稼働を喧伝しているが、
そんなことは
「瑣末(さまつ)なもののさらに瑣末なもの」だ。
1号機のように燃料が、
格納容器の底に沈み込んでいるなら、
水を注入しても同じではないか。
東電のデータが正しいなら、
1号機に関する限り、
水を入れることはあまり意味がない。
むしろ遮水壁を作る方に力点を移すべきだ。
2、3号機については、
まだ燃料が溶け落ちていないことも考えられるので、
水を送り続けなければならない。
それよりも、
放射性汚染水が11万立方メートルも、
たまっている現状を重視すべきだ。

と続けています。

それは地下の亀裂から地下水への放射能汚染を、
心配されているからです。

今回の工程表の冷温停止の前提は、
東電が「炉心は(健全な状態に)ある」という、
前提の上で進んでいます。
既に1号機がメルトダウンした状態で、
冷温停止に近づいている事を、
世界に発表してどんな意味があるのでしょう。

この状態が続くのなら、
上杉隆さんの言う様に東電に強制捜査に、
入るべきだと思います。
今も人々を被ばくさせ続けている当事者が、
情報全て一元管理している今の状態が続けば続くほど、
致命的な状態になる様な気がして仕方がありません。

2011年9月20日火曜日

風力発電も変える大工が創った夢の発電機。



平松啓司さん73歳は本職は大工です。
その大工の平松さんが、
自転車のダイナモをヒントに、
新しい発電機の開発に挑戦しました。
平松さんが気がついたのは、
自転車のダイナモは回転する時に重くなる。
この重くなる原因を解決したら、
もっと効率的な発電機できるのではないかと言う。
職人の感でした。
その平松さんの夢に賛同してくれたのが、
同じ町の職人仲間。
持ち寄ったそれぞれの得意技術を使って、
夢の発電機の試作品を作ったのですが、
どの大学も平松さんの発電機を、
相手にしてくれませんでした。
その中でだだ一人京都大学の教授だけが、
平松さんの発電機に興味を持ち、
平松さんの発電機の構造の特許を調べました。
世界中の物をスミからスミまで探しましたが、
平松さんの発電機と同じ構造の物は、
出てきませんでした。
これは世界の大発明に繋がるかもしれない。
そんな夢が現実に一歩近づいた瞬間でした。
京都大学の教授の協力で、
それまでの発電時のムラを抑える事で、
理想的な発電システムにする事に成功し、
なんと手動発電で消費電力の高いエアコンを、
動かす事に成功しました。
この技術を大規模化していくと、
風力発電などの効率を画期的に上げる事が可能です。

平松さんの夢がまた一つ広がっていきます。

2011年9月19日月曜日

人類は放射能と戦えるのか-2



マスコミが事故収束に傾いて、
福島原発の報道が極端に減って来ていますが、
原発事故の脅威はこれからが本番だとも言われます。

独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に、
原子力防災専門官向け資料として作成していた、
炉心溶融のシミュレーション画像です。

これは福島第一の事故でメルトスルーして落下した、
1号炉 2号炉 3号炉で、
今現実に起きていると思われる状態です。

1号炉 2号炉 3号炉では現在もメルトスルーした、
状態が続いていて放射能は拡散し続けていると言う事です。

上杉隆さんが言う所の、

「放射能と戦って勝利を収めた人類はひとりもいない。」

意味を知りたくていろいろ調べてみました。

群馬大学教育学部・早川由紀夫教授も、
上杉隆さんと同じことを言う一人です。

これから分かるのは福島だけでなく関東南部、
東京をも風向きによっては放射能汚染地区に、
入ってしまうと言う事です。

汚染マップは早川教授をクリックしてくれれば、
見ることができます。

早川教授が指摘している重要な点は、
「放射性物質が山中の落ち葉と一緒にあるだろうが、
 雨の多い日本でどうなるかは人類は経験したことがない。」

この事の意味する事は、これは僕の推測ですが、
山中の枯れ葉も、市街地の枯れ葉も、
枯れて雨に流されて乾燥して放射能が濃縮されるわけです。
それがやがて粉塵となって空気中に混ざり、
内部被ばくの原因となる可能性を示唆している様な気がします。
そしてそれを管理する手だてがないのも実情です。

このような問題が下水路でも、山間でも、公園でも
雨に流された枯れ葉や汚泥も乾燥して、
放射能を出し続けるわけだから、
この秋、以降の放射能の数値には注意が必要です。

そしてこの問題が各地方自治体で問題になってきました。
焼却灰の問題です。
2011.9.16 の産經新聞にも千葉県流山市は16日、
ごみ焼却施設の「クリーンセンター」で、
9日に採取した焼却灰から、
国の暫定基準値(1キロ当たり8千ベクレル)を超える、
2万2900ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

この様に次々と放射能汚染の実態が、
あきらかになる一方で、
この焼却灰の受け入れ先さえ、
見つからないと言うのが現状です。

焼却灰の処理は一説には、
コンクリートで覆いをするような、
大規模な施設が必要だとも聞きます。

福島の再生はもちろん必要だと思いますが、
昨日も書いた様に、
今回の福島原発の問題は、
「頑張ろう」ではとても解決しない。
昨日の週間上杉隆からも分かる様に、
もっと理性的で現実的な判断が
早急に求められている様な気がします。

同時に放射能汚染の被害は、
現実問題として東京・神奈川迄をも巻込む可能性が、
あり得ると言う事です。

これをくい止める一番の早道は、
福島原発のメルトスルーして落下した、
1号炉 2号炉 3号炉での放射能漏れを一刻も早く止める。
止められないならチェルノブイリの様に石棺で閉じ込め、
放射能漏れの被害を最低限にして居住区域を制限する。
素人の僕が憶測でこんな事を書いてしまって、
申し訳ない気持ちで一杯ですが。

僕にはこれ以外この悲劇をくい止める手だてが、
考えつきません。
野田内閣がもっと素晴らしい、
福島の人達がもとの生活を取り戻せて、
福島近郊の人達の放射能被害が一刻も早く、
解放される素晴らしい施作を打ち出してくれる事を、
心から祈ります。

下の動画は細野大臣が原子炉の温度が下がって来てるので、
福島原発は収束に向かっていると発言しているYouTubeの画像です。
僕はこの話を聞けば聞くほど収束に向かっているという意図が、
分からなくなります。
現在原子炉はメルトスルーして原子炉内には、
核燃料が既にない事も考えられます。
誰も見る事ができないわけだから実際は分かりません。
仮にメルトスルーして原子炉からどんどん地中深く燃料が、
落ちているとしたら、
原子炉の温度が下がっていく事は当たり前で、
その事を通してどうして福島原発が収束に向かっていると、
言えるのか僕には分かりません

2011年9月18日日曜日

人類は放射能と戦えるのか。



野田総理の所信表明に以下の様な内容があった。

「福島に生まれて、福島で育って、福島で働く。
 福島で結婚して、福島で子どもを産んで、
 福島で子どもを育てる。
 福島で孫を見て、福島でひ孫を見て、福島で最期を過ごす。
 それが私の夢なのです。」
これは、先月、福島で開催された全国高校総合文化祭で、
福島の高校生たちが演じた創作劇の中の言葉です。
悲しみや怒り、不安やいらだち、
諦めや無力感といった感情を乗り越えて、
明日に向かって一歩を踏み出す力強さがあふれています。
こうした若い情熱の中に、
被災地と福島の復興を確信できるのではないでしょうか。

しかし、上杉隆さんは言う。

全国高校総合文化祭での福島の高校生たちの言葉も、
メディアに氾濫する「がんばろう」の、
合言葉の中に見つけることができる。
しかし、誤解を恐れずにいえば、
政府はそんなことに同情を寄せている場合ではないのだ。
それよりも、現実を直視すること、
つまり、現時点において、人類は放射能とは戦えない、
という現実を知り、
その前提のもと、対応することが先決なのである。

そして更に、

国のトップ自身が福島の高校生の夢を承認してはならない。
と言い切っています。

それは、彼がジャーナリストして結論で、

「放射能と戦って勝利を収めた人類はひとりもいない。」

という事実から導き出された一つの答えなのだと思います。
全文は週間上杉隆をクリックすれば読むことができます。

上杉さんの言っている事が正しいとすれば、
復興と言うグランドデザインが、
まるっきり変わってくると思う。
現状の民主党政権のプランはいたずらに予算を使い、
県民や国民に幻想を抱かせ、
これから各国から請求されるだろう、
海洋汚染の賠償金の100兆円近い債務を、
処理していかなければならない現実と、
あまりに開きがあるとしか思えない。
確かに福島は広いから福島全部が、
上杉さんの言っているように再生する事も、
ままならないとは思えないけれど、
少なくても政府の言っている除染と言う物が、
どこまで機能して、
子供達が健康で幸せに暮らせる、
元の福島に再生できるとはとても思えない。

現実に福島原発の放射能汚染は今も続いている。

野田総理の所信表明演説は、
本当に日本の明日を見ているのだろうか。
「福島の復興なくして日本の再背は無し」
「決して、忘れてはならない事がある」

そんなヒューマニズムに満ちた、
希望に満ちた未来が、
民主党のかつて言っていた。
特会と一般会計の無駄を削って7兆〜12兆の、
財源を捻出すると言う、
夢物語の続きだとしたら日本の将来はあまりにも危うい。

2011年9月17日土曜日

短すぎる電車



「短すぎる電車」と言われて、
ふ〜んとか思ってクリックしたら、
面白すぎ、これ一体なんなの。
本当に電車なの、電車だとしたら、
一体何に使うんだろう。
昔、線路の歪みを検査する、
手漕ぎのトロッコがあったんだけど、
そうゆう事なんだろうか。
東横線に見えるんだけど、
何か情報があれば教えて下さい。

2011年9月16日金曜日

ゼクシー 樹木希林



大女優 樹木希林の人生を活写したCM
旦那さんがあのような事件を起こした後だけに、
樹木希林さんの
「やっぱり ひとりが よろしい 雑草」
「やっぱり ひとりじゃ さみしい 雑草」
という言葉が心にしみる。
どんな仲の良い夫婦でも希林さんの言葉の様に、
心の中をグルグルと二つのコトバが回りながら、
毎日を積み重ねている様な気がします。

作品はクリエイテブディレクターの
箭内道彦さんの作品です。

2011年9月15日木曜日

オレンジの力で光が灯る



Tropicana「Energie Naturelle」のキャンペーンです。
オレンジが電池になる。
オレンジだけでネオン管を光らせる。
オレンジがエネルギーの固まりである事を、
視覚的に実証しようとしたトロピカーナの、
キャンペーンは大成功を納めました。
やり方はわりと簡単でオレンジに銅板と亜鉛板を、
差し込み銅線で繋いでいくと電気が発生するんです。

この企画もインターネットで話題を呼び、
2週間で100万回以上再生され。
Twitterでも5000件以上のポジティブなコメントが、
寄せられました。

2011年9月14日水曜日

野田総理所信表明演説


野田総理の所信表明演説を、
NHKのNEWSwebからアップしました。
クリックして頂ければNHKのNEWSwebで
動画も見られます。

前回の代表選の演説に比べると、
国民には古ぼけた、
テープレコーダーの再生にしか聞こえない、
演説だったと思います。

僕が代表選の時に野田総理の、
演説の説得力として強く印象に残ったのは、
財政再建論者の野田総理が、
政策の順序として、
国民の生活を第一に置くマニフェストの精神を、
堅持しながら、
国会議員の定数削減などの、
自分達の既得権益の是正を行なった上での、
財政再建を訴えていた事に対して、
「どじょう」の様な比喩とは別に、
為政者として矜持を強く感じる事ができた事が、
演説が心に響いた大きな原因だと思います。

ところが今回の演説では、
民主党としてのポジションがあいまいになり、
国会議員の定数削減の話もどこかに行ってしまい、
また、いま一番傷んでいる、
中間所得層の具体的な施作に対しても、
何のコメントもなく、
財政再建の意思だけが強く全面に出た印象を、
国民に感じさせた事が、
とても残念に感じました。

このような演説と演説との間に一貫性を、
感じなくなってしまう事が、
国民との距離を広げてしまう一番大きな原因で、
政治がどこに進もうとしているのかが、
見えなくなってしまい、
支持率が下がると言う悪循環を繰り返すのだと思います。

僕が考える所信表明演説は、
最低限代表戦で自分が演説をした延長戦が、
ベースにあり内閣を組んだ事により、
どのように肉付けされたかと言う事を、
国民に説明する機会だと思っていました。

良くも悪くも小泉内閣が支持率が、
安定していたのが、
郵政民営化のなどの大方針が根っこにあり、
その実現に向かって汗をかいている姿が、
国民に見えたからだと思います。

野田総理にも、やり方は違っても、
国民に絶えず具体的な方向性や、
何をしようとして何を変える努力しているのかが、
伝わってくる演説を期待します。

鳩山元総理の言葉を国民が、
訊かなくなってしまったのではなく、
鳩山元総理自身が国民に語りかける言葉を、
見失ってしまったのだと思います。

政治の力が言葉である事を信じ続けたいと思います。

2011年9月13日火曜日

宇宙にエレベータで行ける未来がくる!



2011年7月、「アトランティス」の打ち上げが、
最後のスペースシャトル 飛行となりました。
しかし宇宙経への夢を人類が諦めたわけではありません。
その新しい方法の一つとして注目を浴びているのが、
日本大学教授 工学博士青木義男さんも考える、
宇宙エレベーターです。
なんと宇宙から地球上までケーブルを下ろし、
それをクライマーと呼ばれる乗り物が登っていく。
「安全」「大量輸送」「低コスト」で、
ロケットに代わる事のできる、
究極の宇宙輸送システムだと言われ世界中で、
研究されています。

かつて、小説で描かれた宇宙エレベーターは、
空想の物でしかなかったのですが。 
しかし1990年代に軽くて強い、
新素材カーボンナノチューブが発見され、
ケーブルの役割を担える可能性が出てきました、
宇宙にエレベーターで生ける未来が、
僕らが生きている間に、
もしかしたら実現するかも知れませんん。

2011年9月12日月曜日

シングルモルト ブナハーブン12年


村上春樹の著書の
「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」
中で、淡い闇の光の隙間を細く繊細な、
指先でたどるピーター・セルギンの、
「コルトベルク変奏曲」を聴きたくなるような、
穏やかな宵には、かすかなブーケの香が漂う、
ブナハーブンあたりを、
ひとり静かに傾けたいところである。

と、かなり想いのこもった解説をされている、
ブナハーブンを飲んでみました。
以外にもアイラのモルトとは思えないほど、
ピーティな味わいではなく、
その繊細な味わいはロックで飲むとアロマが飛び、
ティストも良く分からなくなるほどです。
ストレートで飲むと、
やはりフレッシュな花の様な香を持ち、
ボディ自体に厚みはないんですが、
なんとも言えない複雑で奥行きのあるテイストが、
口の中で広がります。
ちょっと今まで経験した事のない風合いがあります。
「コルトベルク変奏曲」を訊きたくはなりませんでしたが、
ミュージックステーションの録画を見ながら、
美しく沈んでいく夕日を見ながら美味しく頂きました。

2011年9月11日日曜日

テレビや新聞は本当に真実を報道しているのか。



正確に言えばテレビや新聞は、
僕たちに本当だと思える事実を公平な立場で報道しているのか。
そして本当だと思える事実が、
本当だと言う裏付けの取材等がされているのだろうか。
されているのであれば報道されるニュースの内容や、
善悪の判断がそれぞれのメディアによって、
違いが出て来て当たり前じゃないかと、
そう、思えて仕方がありません。

直近でも鉢呂経産相がメディアスクラムにあっている。
「死の町」発言や、「放射能をつける」などの冗談が、
閣僚を辞任する問題なのだろうか。

この様な報道に対する問題を痛切に感じたのは、
現在も引き続き法廷闘争している、
小沢元民主党代表の虚偽記載問題でした。
そしてまた今回も、
原発事故の報道で週間上杉隆で、
「新聞がおかしい―朝日の記事に見る、自己認識能力を失った報道 」
というタイトルで原発事故での大手マスメディアの、
誤報について上杉さんがその経緯を語っています。
上杉さんの問題定義は上の「週間上杉隆」を、
クリックしてくれれば読むことができます。

何故このような大本営発表の様な報道が、
大手報道機関が横並びで報道を続けていくのか。
その原因は「クロスオーナーシップ」という、
限られた大企業が新聞社やテレビ局を持ち、
それを独占しているという現状と記者クラブという、
制度にあると思います。

この問題が解決しようとした原口元総務大臣が、
リーダーシップをとって、
クロスオーナーシップ禁止の法制化をしようとしましたが、
結局、法案化はできませんでした。

僕たちは大手報道機関の報道を、
もっと疑いの目を持ってみなければいけないし、
この現実に気がつかなければ行けないと思います。

先日の「朝まで生テレビ」で面白い発言がありました。
日本の警察に起訴されれば、
有罪の確率は98%で100%誇る北朝鮮に次ぐ、
上位入賞は間違いありません。
ちなみにアメリカでは60%代だそうです。
小沢さんの問題にしろ、
ホリエモンの問題にしろ、
日本では推定無罪という原則が無視をされ、
大本営発表で一方的な報道され続けるという事実も、
僕たちは真剣に考える必要があると思います。

2011年9月10日土曜日

福井県 今西数英教室





このCMは実際にこの今西数英教室に、
通っていた電通に勤務の今西数英教室OBに今西塾長が、
直接電話をして依頼された事が始まりだそうです。

そのOBの方が吉川さんと言いい、
企画書に入れたコピーが、
「一生忘れない塾」という自らの体験を通して、
生まれた今西数英教室のコンセプトを通して、
表現案を提案されたそうです。
実際に自分で体験したからこそ、
出て来たコンセプトなのだと思います。
だから映像にもナレーションにも説得力があるし、
とても素敵なCMに仕上がっていると思います。

このような自分の体験をCMやプロモーション映像の、
企画にすると言うのはクオリティは別にして、
ネットの世界では既に始まっている様な気がします。

電通だからこんな素敵なCMができると言うのではなく、
素人でも「想い」があれば、
人に伝わる映像って作れる様な気がしました。

2011年9月9日金曜日

カップヌードル ガンダム



ドコモの鉄人に続き今度はガンダム。
このスケールで動き出すと。
ガンダムや鉄人に心が熱くなるのは、
きっと僕だけじゃないと思います。

きっと子供の頃から持っている、
男のDNAに、
何かしら影響を与える様な気がします。

2011年9月8日木曜日

ポスト・デジタル・クリエイティブOFFF2010



ポスト・デジタル・クリエイティブのための、
国際的な祭典「OFFF2010」で流されたちょっとキモイ、
オープニング映像です。
画像の中で綴られている文字は、
45人の講演者の名前だそうです。
シュールな表現と細部まで作り込んだリアリティ。
書体はSloop Scriptという書体だそうです。

デザインダイレクターはJeff Stevensさんです。

2011年9月7日水曜日

エネルギー大国 日本!





どうしてどの政治家もこの話をしないんだろう。
日本を産油国にする「オーランチオキトリウム」
天然ガスの年間消費量の100年分をまかなえる量が、
日本の海に眠っている「メタンハイドレート」
この二つの資源を有効利用して、
経済を活性化させる話が、
政治家から出て来ない事がとても不思議です。

「オーランチオキトリウム」は、
日本の微細藻類研究の第一人者、
筑波大­学大学院生命環境科学研究科の渡邉信教授が発見して、
日本を産油国にする可能性を持っていると言います。
この「オーランチオキトリウム」を使い、
休耕田の5%を使って生産すれば、
現在の日本で1年間の石油の消費量がまかなえそうです。
なんとも夢の様な話です。
しかも「オーランチオキトリウム」が、
オイルの生産に使う栄養源は現在処理に困っている有機廃棄物。
一石二鳥も三鳥も美味しい話です。
この技術が実現できれば1ℓ100円程度で安定的に、
石油を供給していくことができます。
しかも実用段階までに10年あれば可能だと、
渡邉信教授は話しています。

そしてもう一つの「メタンハイドレート」
メタンハイドレートは天然ガスに代わる、
日本で100%まかなえる新エネルギーです。
日本の近海に眠るメタンハイドレートを発掘すれば、
天然ガスの日本の年間消費量100年分がまかなえる。
東京大学・増田准教授は熱く語っています。
それを実現するべく国家的プロジェクトが、
動きだしているそうなんですが。
そんな話を民主党や自民党の議員から、
全く聞いた事がありません。

本当に不思議で仕方ありません。

2011年9月6日火曜日

スマートフォンギャラクシーを風船で宇宙に!



サムソンのスマートフォン「GALAXY SⅡ」が、
7月地上3万mに打ち上げられました。
地上から送信したメッセージを上空で表示できるのか?
そのライブ映像をUstreamで配信したそうです。
視聴者はなんと38万人以上。大成功の企画となりました。
企画は博報堂の野添剛士さんの、
「宇宙かな」と言う一言が始まりだったそうです。
その後風船で「GALAXY SⅡ」を宇宙まで、
飛ばせる可能性がある事がわかりコンペを、
勝ち抜いてこの映像をCMにするまでには、
大変な苦労もあった様です。
撮影地は米ネバタ州ブラックロックの砂漠で、
観客が見守る中、
メッセージが届かないトラブルが発生したり、
ライブイベントは予想のつかない、
アクシデントを乗り越えて、
3日間の撮影の中、観客の声援にささえながら、
視聴者をも巻込んだ大イベントを成功させました。

やっぱりリスクをとった、
大胆な企画は世の中を巻込んでいく、
パワーを持っている様な気がします。

2011年9月5日月曜日

シングルモルト アードベック12年


アイラの巨匠アードベックを飲んでみました。
このアードベックは村上春樹の著書。
「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」で、
アイラのピーティなシングルモルト中でも、
一番個性が強いと評価しているシングルモルトです。
アイラ島はもともとラフロイグ、ボウモアと、
ピーティなシングルモルトの産地で有名なんですが、
その中でも強烈な個性を放っているのが、
アードベックです。
吉村宗之の「うまいウィスキーの科学」では、
アードベックのティストをこんな風に表現しています。
舌を包み込む土っぽいテクスチャーと、
まるで液体の煙を飲んでいる様なスモーキーさが、
複雑に絡み合って、
口の中に含むと、潮風、リンゴ、草原、漁船、
オイル、塩素、タールなどの風味が次々に押し寄せてくる。
と、こんな事が書いてある。
最初、ぼくはこの批評を読んで、
ウィスキーのティストの説明に「漁船」「塩素」「タール」、
なんて感じるウィスキーって人間の飲み物なんだろうかって、
本当に読みながら絶句してしまいました。
ウィスキーの中に「漁船」の味があるって、
そうとうシュールです。
「漁船」は何かの喩えなのか文字通り「漁船」が、
口の中で広がるのか、
昨日、満を持して飲んでみたわけですが、
でも「漁船」「塩素」「タール」が、
口の中で広がったら間違いなく死にますね。

しかし予想に反して本当に美味しいです。
僕はテイストの中に「漁船」を感じる事はできませんでしたが、
ちゃんとしたフルーティさの中に、
土臭いピーテイな味わいが口の中で幾重にも広がり、
ボデイが厚いので長く余韻を楽しませてくれます。
もの凄く個性的で、あらっぽいですが、
僕はラフロイグよりスモーキーさが、
全体の中にとけ込んで、まとまっている様な気がしました。
癖になってしまう味です。

2011年9月4日日曜日

誰でもできるふわふわとろとろのオムレツ



これは簡単!究極の手抜きで、
美味しくできるオムレツ。
念願のふわふわとろとろオムレツが、
家庭でできる幸せ。
挑戦してみて下さい。

2011年9月3日土曜日

おいしいオムレツの作り方。



簡単そうなんだけど難しいオムレツ、
この人結構簡単そうに作っているんだけど、
ここまでなるためには素人は本当に大変です。
タオルを使って卵の返し方を研究したり。
基本、フライパンを徹底的に鍛えなおしたり。
いろいろやっていますが、
理想のオムレツはまだ見えていません。

2011年9月2日金曜日

海外でエライ人気の日本のおもちゃ。



タカラトミーグループの玩具メーカー、
タカラトミーアーツから去年7月に発売された、
へんてこのなおもちゃがが海外で人気だそうです。
昆虫や甲殻類のように動き回るカラフルなゴキブリ、
名前は「ヘクスバグナノ」と言うそうです。
しかも12本の足がそれぞれに動くと言うリアルさ。
さすがモノ作り日本。!!?
超小型モーターとボタン電池を搭載し、
携帯電話機のバイブレーション機能と、
同じ仕組みで本体を振動させ、
その振動を本体左右にある12本の足に伝達させることで、
前方、左右に不規則に動くことができるそうです。
アメリカで最初に発売されて以来、
現在までに全世界で累計約1000万個の売り上げで、
価格も924円と安いんだか高いんだか、
わからないけど、
気になる女の子を驚かしたい、
男の子ならほしがりそうな商品です。

2011年9月1日木曜日

チェルノブイリの健康被害の数字は本当なのか。



放射能の被害についてさまざまな見解があります。
政府から公式に出されているWHO, IAEAなど8つの、
国際機関と被害を受けた3共和国が、
合同で発表したチェルノブイリのデーターでは、

原発内で被ばくした人は、
134名の急性放射線障害が確認され、
3週間以内に28名が亡くなっている。
その後現在までに19名が亡くなっているが、
放射線被ばくとの関係は認められない。

事故後、清掃作業に従事した人は、
24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、
健康に影響はなかった。

周辺住民は、
高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、
低線量汚染地の500万人は、
10~20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、
健康には影響は認められない。
例外は小児の甲状腺がんで、
汚染された牛乳を無制限に飲用した、
子供の中で6000人が手術を受け、
現在までに15名が亡くなっている。

と言う発表をしていますが、
この数字に本当に信頼性があるのだろうか?
と言うのは、
IPPNW(核戦争防止国際医師会議)
この組織は1985年ノーベル平和賞受賞しているのですが、
そこから発表されている数字とは、
まったく違うのです。
上に掲載されているYouTubeの動画からも、
政府の公式発表の数字が違う事が推測できます。

特筆される数字としては、
11万2千人から12万5千人の除染作業労働者が、
2005年までに死亡している。

チェルノブイリによる乳児の死亡は約5千人もいる。

チェルノブイリ近辺で1万2千人から8万3千人の子どもが、
先天奇形を持って生れています。

ベラルーシだけでも、
事故以降1万2千人以上が甲状腺ガンを患っている。

どちらの数字が正しいのか、
僕たちは情報をできるだけ集める以外、
知るすべは無いのですが、

最近、出版された「放射能は怖い」のウソ
に書かれているほど楽観的には、
とても考えられません。
電力中央研究所 元名誉特別顧問 服部禎男著
漫画のPDFも付いています。
http://www.tkd-randomhouse.co.jp/data/book/1038-4.pdf