2011年9月24日土曜日

大地震、震源と活動が9世紀と酷似。


大地震、震源と活動が9世紀と酷似していて、
専門家が警鐘を鳴らしている。

これは8月19日の神戸新聞。
見たい人は神戸新聞をクリックして下さい。

最近、日本国内で起きた地震と、
9世紀の地震の発生パターンが似ているらしい。

起きていないのは東海・東南海。
スッポリ抜けているのが何とも不気味です。

もう勘弁して下さいと心から言いたいです。

9世紀には東日本で地震が続いた後、
太平洋沖で大津波を伴う「貞観(じょうがん)地震」が発生。
これが今回の東日本大震災にあたります。

西日本はその18年後、南海地震に見舞われのですが、
別に18年ごとにやってくると言うわけではないですから、
あした来てもおかしくない状況に見えてしまいます。

今年3月の東日本大震災後、
一部の活断層では地震の発生確率が上昇したとの指摘があり、
近い将来、南海地震の発生が予測される中、
専門家は警戒を怠らないよう呼び掛けています。

上の図は独立行政法人産業技術総合研究所、
関西センターの寒川旭さんや研究員が、
文献や地層などから推定される9世紀の大地震の発生場所を、
日本地図に落とし現代と比較した図です。

今回の津波も歴史的な検証では、
くると言われいましたからね。
それを無視し続けて、
今回の地震・津波・福島原発と繋がるわけです。

地震学者のあたらない地震予測より、
経験に基づいた歴史的検証の方が、
今回の震災が強烈だったのでリアリテイを感じてしまいます。

下の箇条書きは9世紀に既に発生した地震と、
最近起きた地震で震源地が符合している物です。

830年2月3日には 出羽国大地震。
これと近い位置で起きたのが、
1983年5月26日 日本海中部地震(M7.7)

841年 長野県中部の地震。
これに近い位置で起きたのが、
1984年9月14日 長野県西部地震(M6.3)

841年 伊豆半島地震
これに近い位置で起きたのが、
1974年5月9日 伊豆半島沖地震(M6.9)

850年 出羽国南部の地震
これに近い位置で起きたのが、
2008年6月14日 宮城内陸地震(7.2)

863年7月10日 富山・新潟の地震
これに近い位置で起きたのが
1964年6月16日 新潟地震(M7.5)
2007年3月25日 能登半島地震(M6.9)、
2007年7月16日 新潟県中越沖地震(M6.8)

868年8月3日 播磨地震(兵庫、岡山)
これに近い位置で起きたのが
1995年1月17日 兵庫県南部地震(M7.3)

869年7月13日 貞観地震(宮城県沖)
これに近い位置で起きたのが
2011年3月11日東北地方太平洋沖地震(9.0)

とにかく日本列島は被災続き備えあれば、
憂い無しで頑張るしかない様です。

0 件のコメント:

コメントを投稿