2009年11月15日日曜日

沈まぬ太陽見てきました。

沈まぬ太陽見てきました。
感想としては良い映画だとは思いますが、
渡辺謙は確かに良いです。
しかし、石坂浩二とか三浦友和の演技が寒いです。
脚本は良く練られていて、あの長編小説を、
良くここまで違和感なく3時間45分の枠に収めたのは、
見事としか言いようがないと思います。
映画全体をつらぬくどこにも行けない僕たち感は、
新しくもないけど新しい感じもあります。

どっちなんだ…!!

この作品は原作を読んだ方はお分かりだと思いますが、
恩地のKY感、最初彼が「矜持」という言葉を、
使いますが昭和の男的な信念が縦糸として、
ピーンと張りつめていているのが心地よいです。

しかしこのJALの再建のさなかに、
この映画をぶつける計算は、
角川映画の真骨頂と言う感じがします。

しかし原作を読んだ時のような、
重苦しい感動を味わえなかったのは残念です。
http://movie.walkerplus.com/mv44952/

0 件のコメント:

コメントを投稿