2011年7月29日金曜日

月が奇麗だったので陰暦に興味を持ちました。


陰暦と言えば台湾駐在のときを思い出すのですが、
台湾の正月は旧暦で、
毎年、その日にちが微妙に変わります。
僕たちは駐在組なので正確な正月の日付を、
予定を立てるためにも早く知りたいのですが、
なかなか正月の日付が決まらない事に、
驚くやら、飽きれたのを、覚えています。

陰暦と言うと、
現在も使われているイスラム暦と思ってしまいますが、

イスラムのヒジュラ暦と日本の天保暦のような太陰太陽暦は、
また違う物の様です。
なかなか奥が深いです。
日本の天保暦と言うの太陽の軌道も考慮に入れるそうです。
多くの太陰太陽暦は、春分、夏至、秋分、冬至を基本とし、
残りの月を間にうまく案配するそうです。
この辺が日本人らしいですね。
それぞれの間に3か月はいる場合もあるので、
この場合は閏月というものが発生するそうです。

太陰暦の一番の特徴は、
大潮(1日と16日)小潮(8日と23日)が明確になるため、
特に漁業では非常に有効です。
また、海面の高さに影響を及ぼすくらいの引力ですから、
体調や気候への影響も大きいと言われています。
「潮の満ち干」が月の引力であることは、
良く知られている事実ですが、
人の生死はこの満ち干に関係してると言われています。
人は満ち潮の時に生まれ、
引き潮の時に死ぬことが多いと言われています。
また満月には出産が多いとも言われています。
人間の体の80%は水です。
海の水面があれだけ影響を受ける月の引力が、
人間の生死を左右しても何の不思議もない様な気もします。

暦というのは、住んでいる土地柄を表しているといいます。

僕たちは自分達と月の関係をもっと意識した方が、
良いのかも知れませんね。

今年の十五夜は奇麗な満月が見れるのかな。

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