2011年5月29日日曜日

似和為貴 和をもって貴しとなす。



そうか奈良だと思いながらついこのCMを見入ってしまいました。
聖徳太子が創った言われる17条の憲法には、
いまの日本の戒めとなる言葉が沢山あります。
「和をもって貴しとなす」という有名な言葉はもちろんですが、
「政府高官や官僚は礼の精神を根本にもちなさい。」
と言う様な今でも通じると言うか、
いまでも国会でのいざこざや責任のなすり合いは、
「和をもって貴しとなす」という言葉や「礼」という、
日本人なら当たり前の素直な気持ちを国会が忘れてしまった。
そんな悲しい事実から始まっている様な気がします。
気品や覚悟に満ちあふれた時代も、
過去に日本人は経験してきました。
本当にいま日本は未曾有の危機にあると思います。
家族と言う根本が崩れ、親子の繋がりが希薄になり、
傷んでいる所に今度の震災です。
そしてこれから起きるだろう放射能の影響。
そして経済危機、厚生年金問題、赤字国債。
日本と言う国がバラバラになって溶けて行く様な気がします。
国会で起きている様子をニュースで見ていると、
まるで良くできた喜劇にしか見えません。

とりあえず17条の憲法を国会に張り出して、
それを読んでから国会を始めてもらいたいと思います。
だって奈良は日本の政治の出発点でしょ。

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