2011年5月20日金曜日

幻のスコッチ クライヌリッシュ


北ハイランドの名酒クライヌリッシュです。
クライヌリッシュ蒸留所は1819年に創業しました。
12年の物は「バイカラー」と呼ばれ生産が間に合わず、
森伊蔵のように幻のスコッチと呼ばれていました。
ディスティラーからはハイランドモルトとアイラモルトを、
足した様な複雑な味わいがあり、
「本土のモルトの中で最も海岸の味わいを持つもの」と、
言われていました。その後クライヌリッシュ蒸留所が、
どのような事があったのかは分かりませんが、
たもとを分け、元のクライヌリッシュ蒸留所が、
「フローラ」と改名し現在は創業を中止しています。
1967年に新しくできた蒸留所が「クライヌリッシュ」と名のり、
この14年物を生産しています。
新しいクライヌリッシュ蒸留所は、
以前と変わらずクラインミルトン川の水を、
マザーウォーターとして使い、
ピートも設備も以前と変わらない状態で、
製造されているそうですが「バイカラー」を、
飲んだ事のある人から言わせると「違う!」と言います。
僕は14年しか飲んだ事が無いので、
充分、北ハイランドの潮の香を楽しみながら、
いまはやりの「おつまみ昆布」でヨウ素補給し、
美味しく戴きました。

僕が好きなウィスキーを紹介しています。



0 件のコメント:

コメントを投稿