2011年4月9日土曜日

ミッキーローク 「レスラー」



ずいぶん前に見た映画なんだけど、
YouTubeの予告編を見て、
ブログにアップしたくなって書いています。
この映画はミッキーロークが演じる、
一人のレスラー人生の終末を描いているんだけど、
過去の「ナインハーフ」での栄光と、
ミッキーローク自身の落ちぶれ加減とが、
重なってちょっと話題になりました。
でも実際、映画を見に行くと、
そんなスキャンダルを吹き飛ばしてしまう、
ミッキーロークの熱演に胸が熱くなりました。
これより先ネタばれあり。
この映画はレスラーと言う物を、
とてもリアルに描いている。
「最初、張り手を入れて後は流れ出よろしく」的な会話や
いかに客を喜ばせるかを日々研究する姿が、
とっても興味深く描かれています。
でもあれだけ肉体を酷使する訳だから、
体自体はボロボロで医者に、
もうレスラーの仕事は無理だからと諭されても、
結局自分の生きる場所求めてリングに帰って来てしまう。
悲しい男の物語です。

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