2011年10月11日火曜日

子供を守る放射能汚染処方箋。






金子勝さんの番組に、
児玉龍彦教授が出演して食品の汚染問題や、
除染について詳しい解説を聞くことができました。

この話を聞くと除染についてかなり懐疑的だった僕も、
児玉龍彦教授の考えていることを、
本当に実行することができれば、
かなりの汚染を問題を解決するロードマップを、
描くことが可能の様な気がしてきました。

ただこれも税金のかかることですから、
何が有効なのかを本当に見極めながら、
進めてもらいたいと思います。

ただ高濃度汚染地域で生活している、
子供には除染とは切り離し、
すみやかに疎開させる、
スピーディな政治の判断が必要だと思います。

先日、細野大臣も会見で発言していましたが、
福島でも除染の効果を検証して、
その実効性を判断していかなければならないと言う、
趣旨の発言をしていましたが、
児玉龍彦教授もこの動画の中で、
除染の可能性と難しさを指摘しています。
福島の二本松モデルと言う一戸建ての除染で、
一軒500万円かかるそうです。
昨日の僕のブログの中で小出裕章氏も指摘していますが、
放棄せざる土地は琵琶湖の2倍位だと、
小出裕章氏考えている様です。

これからは福島の中でもそれ以外の場所でも、
除染できるのか放棄する方が妥当なのかの、
適切な選別が行なわれていくべきだと思います。

児玉龍彦教授は食品の全量検査の必要性も訴えていて、
その道筋も解説してくれていますが、
これが実現できれば食品の汚染問題も、
かなり前進すると感じました。

あわせて10/4に読売新聞に掲載された、
福島以外の年間1ミリシーベルト以上の汚染地域も
国が責任を持って保証すると言う、
細野大臣の発言はとても力強く感じ希望が持てます。

出口が見えない原発問題に、
福島原発のメルトスルーの問題以外は、
少し光がさして来た様な気がします。

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