2011年8月17日水曜日

夢の扉 藻類で日本が産油国になる



この間のメタンハイドレートの話も驚いたけど、
今回はそれ以上です。
日本の微細藻類研究の第一人者、
筑波大­学大学院生命環境科学研究科の渡邉信教授が発見した、
「オーランチオキトリウム」は日本を産油国にする、
可能性を持っていると言います。
この「オーランチオキトリウム」を使えば、
日本の休耕田の5%を使って生産すれば、
現在の日本で1年間の石油の消費量がまかなえます。
なんとも夢の様な話なんです。
しかも「オーランチオキトリウム」がオイルの、
生産に使う栄養源は現在処理に困っている、
有機廃棄物。一石二鳥も三鳥も美味しい話なんです。
この技術が実現できれば1ℓ100円程度で安定的に、
石油を供給していくことができます。

開発期間も1000億円位の開発費が有れば、
10年位で実用化のめどもつくそうです。
実際アメリカでは現在1000兆円以上の、
投資をしてこの藻類から石油獲ると言う計画を、
国家レベルで進めているそうです。
石油の市場は2500兆円あるそうですから、
日本もこのぐらいの投資はして、
国として関与しても全く無理な話ではないと思います。

メタンハイドレートもそうですが、
この様な話が既得権益の妨害に合わない様に、
政治家が大きなグランドデザインを描いて、
積極的に進めてくれ人材が現れる事を心から願います。

メタンハイドレートもオーランチオキトリウムも
日本の国いや世界の未来を変える可能性がある話です。
折角のチャンスも。
今のままの政治では本当に日本沈没だってしかけません。

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