2011年8月8日月曜日

スコッチウィスキー ダルモア12年


友人に勧められて飲んでみたのですが、
北ハイランド地方のクロマティー湾の入り江沿いにある、
アルネスと言う街にあるダルモア蒸留所は、
1839年創業の伝統ある蒸留所です。
その飲み口はいままで飲んだ事の無い素晴らしい味わいでした。
想像を超えるフルーツ香豊かさと柔らかい口当たりながら、
これがシングルモルトなのかと驚くほど複雑な、
アーモンド、柑橘系のフルーツ、野生のイチゴ、プラムなどの、
ドライフルーツの味覚が次から次へと感じさせます。
その秘密は同じモルトを熟成時に6種類の性格の違う樽を、
使うと言うユニークな作り方で、
カベルネソーヴィニヨン樽、マルサラ樽、マディラ樽、
バーボン樽、ポート樽、オロロソ・シェリー樽を、
使用しているそうです。
そして驚く事に、
2010年、3本限定で発売されたダルモア64年「トリニタス」が、
ウイスキーの競売価格としては世界最高記録となる、
約1,300万円で販売されました。

そしてまたボトルもカッコいいのですが、
スコットランドの国王アレキサンダー3世が、
1263年に雄鹿の角で傷ついた時に、
創業者のマッケンジー家の先祖が、
助けたことに記念してつくられているそうです。

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