2011年3月28日月曜日

ボンジョルノイタリア ピエタ像


今回のイタリアツアーで一番楽しみにしていて、
やはり一番良かったのは、
大好きなミケランジェロのピエタ像2体の
本物を見れた事です。
上の写真はサンピエトロ寺院の中にある、
ミケランジェロの最高傑作と言われているピエタ像です。
この作品は15世紀後半に作られ、
ミケランジェロが4体作ったピエタ像の
一番若いときの作品であり、
ミケランジェロの彫刻家としての地位を、
確立させた作品です。
東京でも目白のセントカテドラルマリア大聖堂で、
レプリカだったら見ることができます。


こちらのロンダニーのピエタ像は
ミケランジェロの晩年の作品で、
視力を失いながら掘り続けたこのピエタ像は、
ミケランジェロの遺作になりました。
この像の解釈はいろいろな論争があり、
マリアがキリストを抱き上げていると言う人もいれば、
キリストがマリアを背負っていると言う人もいます。
しかし、このロンダニーのピエタ像は、
仕事の早いミケランジェロが、
自宅に持ち帰り1564年2月18日の死に際まで、
掘り続けていたと言います。

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