2011年8月28日日曜日

サントリーオールド 倉本聰



倉本聰さんのサントリーオールドのCMです。
この間偶然見つけました。
倉本さんも若いです。
倉本聰さんと言えば、
僕たちの世代では伝説の脚本家です。
1976年「前略おふくろさま」
1982年「北の国から」
最もユニークな活動が、
若手の俳優と脚本家を養成するために、
1984年から「富良野塾」を、
私財を投じて開設した事だと思います。
塾生は受講料は無料で2年間共同生活をし、
夏季は地元の農協や農家などの協力を得て、
畑仕事を手伝い塾生自らが生活費を稼ぎ出す。
冬季に演劇活動を行うという生活を、
2010年の3月まで続けていました。
現在は閉塾していますが。
地元、富良野に残した功績は大きいんです。
富良野塾の活動を受け市民によって設立された、
NPO法人・ふらの演劇工房や、
同市に建てられた劇場・ふらの演劇工場も、
倉本聰の活動があって生まれています。
最も象徴的な事は、
2005年に閉鎖された、
富良野プリンスホテルゴルフコースに植樹して、
同地を自然の森に戻そうとする、
NPO法人・C・C・C富良野自然塾を開設し、
その塾長に就任し自ら森の番人を続けています。
「北の国から」というドラマは、
倉本聰が富良野に移り住み、
彼の人生や哲学の全てを黒板五郎という、
分身に投影する事で作り上げた、
倉本聰自身のドラマなのだと思います。

こんな人もうでて来ないと本当にそう思います。

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