2011年9月28日水曜日

中国のバブル崩壊と官僚の逃亡。



IMFが中国経済がバブル崩壊の危険性が増して来たと、
中国のメディアも伝え始めている。
原因は過度の通貨の発行と多すぎる貸し付けだそうです。
中国のインフレ率は5%に迫っていると言います。

いまここで中国経済がおかしくなったら世界経済の底が抜け、
リーマンショックの悪夢が再び蘇る。と、
財部誠一さんも警鐘を鳴らす。

財部誠一さんの記事は上の財部誠一を、
クリックすれば読むことができます。

財部さんが指摘する中国の一番大きな問題点は、
以下の点だと言います。

中国には“カントリー・ガバナンス”が存在しません。
大きな社会問題が起きたときに、
それに対応するためのシステムや制度が存在しない。
今回の新幹線の問題は象徴的です。
金融もまったく同じ構図です。
すでに不動産バブル崩壊で、
地価が暴落している地方もありますが、
地方の貸出しを実質的に管理しているのが誰なのか。
そんなことすら分からない。

メガバンクのベテラン金融マンは、
債務問題に揺れる米国や、
財政危機に直面する欧州を遥かに超えた、
ガバナンスのリスクが中国にはあると断言する。

その一例として中国の官僚は腐敗が進み、
1600人が海外に逃亡し、
その時に持ち出したお金は分かっているだけで、
10兆円、実際には、
もっと多いのではないかと言われていて、
共産党員の海外逃亡は、
120万人を超えたと言われています。

中国人とビジネスをしている、
僕の友人も中国の富裕層が元を、
モノに変えたがっていると言います。
いま中国人はリッチな散財をしていると言いますが、
本質は価値ある物に元を変えている、
そんな見方もできると思います。

中国経済がもし破綻したら、
世界がどの様な状態になっていくのか想像もつきません。

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