風力発電も変える大工が創った夢の発電機。
平松啓司さん73歳は本職は大工です。
その大工の平松さんが、
自転車のダイナモをヒントに、
新しい発電機の開発に挑戦しました。
平松さんが気がついたのは、
自転車のダイナモは回転する時に重くなる。
この重くなる原因を解決したら、
もっと効率的な発電機できるのではないかと言う。
職人の感でした。
その平松さんの夢に賛同してくれたのが、
同じ町の職人仲間。
持ち寄ったそれぞれの得意技術を使って、
夢の発電機の試作品を作ったのですが、
どの大学も平松さんの発電機を、
相手にしてくれませんでした。
その中でだだ一人京都大学の教授だけが、
平松さんの発電機に興味を持ち、
平松さんの発電機の構造の特許を調べました。
世界中の物をスミからスミまで探しましたが、
平松さんの発電機と同じ構造の物は、
出てきませんでした。
これは世界の大発明に繋がるかもしれない。
そんな夢が現実に一歩近づいた瞬間でした。
京都大学の教授の協力で、
それまでの発電時のムラを抑える事で、
理想的な発電システムにする事に成功し、
なんと手動発電で消費電力の高いエアコンを、
動かす事に成功しました。
この技術を大規模化していくと、
風力発電などの効率を画期的に上げる事が可能です。
平松さんの夢がまた一つ広がっていきます。
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