2011年9月20日火曜日

風力発電も変える大工が創った夢の発電機。



平松啓司さん73歳は本職は大工です。
その大工の平松さんが、
自転車のダイナモをヒントに、
新しい発電機の開発に挑戦しました。
平松さんが気がついたのは、
自転車のダイナモは回転する時に重くなる。
この重くなる原因を解決したら、
もっと効率的な発電機できるのではないかと言う。
職人の感でした。
その平松さんの夢に賛同してくれたのが、
同じ町の職人仲間。
持ち寄ったそれぞれの得意技術を使って、
夢の発電機の試作品を作ったのですが、
どの大学も平松さんの発電機を、
相手にしてくれませんでした。
その中でだだ一人京都大学の教授だけが、
平松さんの発電機に興味を持ち、
平松さんの発電機の構造の特許を調べました。
世界中の物をスミからスミまで探しましたが、
平松さんの発電機と同じ構造の物は、
出てきませんでした。
これは世界の大発明に繋がるかもしれない。
そんな夢が現実に一歩近づいた瞬間でした。
京都大学の教授の協力で、
それまでの発電時のムラを抑える事で、
理想的な発電システムにする事に成功し、
なんと手動発電で消費電力の高いエアコンを、
動かす事に成功しました。
この技術を大規模化していくと、
風力発電などの効率を画期的に上げる事が可能です。

平松さんの夢がまた一つ広がっていきます。

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