昨日番組を見ましたが、
やっぱりブランチブロック工法は夢の技術です。
吉工園 社長 吉村隆顕さんが開発したこの技術は、
石積み技術を応用し、木の根っこの強さをヒントに、
蜂の巣の様な六角形にブランチブロックを組み上げ、
年月と共に自然と一体化し、
街や田んぼや河川を災害から守る、石壁を作る技術です。
こんな素晴らしい技術が、
震災復興の礎になる事を心から祈っています。
ブランチブロックは重さ300kg。これを斜面にそって並べます。
コンクリートの基礎工事は不要です。
一段目が普通の基礎の役割をするそうです。
ブランチブロック工法の優れた点は工期の早さも上げられます。
長さ70m、高さ4mの壁をわずか1週間足らずで築けます。
そして早いばかりではなく災害にも強いと言われています。
その強さの秘密は石と石との間にできた隙間です。
この隙間から水を流す事で圧倒的な水はけの良さを実現し、
土砂崩れを防ぎます。
番組の中でも専門家がブランチブロックの強度を、
計算していますが、
予想以上の強さが試験結果から証明されています。
そしてブランチブロックの最大の魅力は、
ブランチブロックに植林でき年月とともに自然と一体化する。
自然と調和しながら、その強度を増す工法だと言う事です。
そしてブランチブロックにはまだまだ課題もあります。
それは工事の実績作りと製造コスト削減です。
ブランチブロックを大量生産するには沢山の金型が必要になります。
金型をいかに安く早く作れるのかの検討も、
ブランチブロックが普及して行く為には重要な課題だそうです。
吉工園 ブランチブロックのホームページです。
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