2011年6月19日日曜日

シングルモルト 山崎12年


皆さんご存知の山崎です。
山崎に関しては今更ぐだぐだ書く事もないくらい、
いま、もっとも売れているジャパニーズウィスキーです。
山崎蒸留所は誕生から90年近く経ち、
とっても良い時期を迎えています。
僕の感じる山崎はリッチでフルーティで、
樽熟香がしっかり乗っていて、とっても飲みやすいんだけど、
軽いと言うか、肩の力が抜けていると言うか、
華やかと言うか、他のモルトには無い、
ジャパニーズウィスキーらしいまろやかさがあります。
ISC(International Sprits Challenge)でも
山崎12年だけで2003年と2010年に金賞を受賞しています。
山崎蒸留所は京都郊外にあり、
近くには日本の名水百選にも選ばれた、
「離宮の水」がある良質な水に恵まれた場所なんです。
ウィスキー造りはやっぱり水が命ですからね。
ウィスキーはいつも味が変わらないと思っている人が、
多いんですけどウィスキーもワインとか、
日本酒の様に味が変わります。
味が変わるからブレンデッドウィスキーと言う概念が生まれ。
品質を一定に保つブレンダーなる物が生まれた訳です。
だからISCで毎年審査をし、
その年によって金賞が取れたり取れなかったりする訳です。
でも、2003年ものの山崎は最高だねって言う人を僕は知りません。
日本のウィスキーもブッカーズの様に樽の年月日が、
分かると良いなって思います。
でも分かったからと言って僕にそこまでの、
味の差が分かるのかどうか微妙な様な気もします。

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