2011年5月26日木曜日
僕の庭から見える森が森林公園に。
僕の家は牛久の小高い丘の住宅地の中にありますが、
庭から見える風景が上の写真です。
この間の地震でのり面が少し崩れて、
作ったばかりの庭が崩壊して、
今も多少フェンスが曲がっています。
景観をとるか、安全をとるか、って結構難しい問題です。
でも、僕にとって家族にとって、
ここは大好きで大切な場所で思い出が詰まっています。
子供の通っていた小学校はあの森の向こう側にあります。
僕は子供に自然が溢れる環境を与えたくって、
この場所に子供が4歳の時に引っ越してきました。
僕たち家族はこの森が、
将来も残って行く事を心から願ってきました。
先日回覧板で朗報が入ってきました。
牛久の緑化計画で下の森を残し森林公園にするそうです。
そのために民間から一人、
森林公園建設の企画に参加して下さいとの事でした。
即効、手を挙げましたが、
まだ選ばれるかどうか分かりません。
この森林公園の話は僕の引っ越ししてきた18年前にも、
実はあったんです。
バブルが崩壊して、そんな話は立ち消えてしまいました。
実は下の荒れ地は以前、
蛍が飛び交う奇麗な水田だったのです。
森もいまは誰の手も入っていません。
僕は、もし委員に選ばれたら是非提案したい事があります。
以前の蛍やサギが飛び交う奇麗な水辺と自然を再現したいのです。
今の時代公園と言ってもブランコや鉄棒が必要だと思いません。
奇麗で清潔で遊具が揃っている公園は、
近くの三角公園も含めて沢山あります。
そして森の向こうにはいろいろな遊具を揃えた、
保育園や小学校もあります。
必要なのは人の手が入るべき所にキチンと入った、
豊かでしかも子供がある程度、安心して遊べる自然です。
でも自然には危険もつきまといます。
毒蛇だっています。スズメバチも狸もキジも、
子供にとって友好的とは言えないかも知れません。
自然はディズニーランドではないんです。
後楽園遊園地でもありません。
でもそういう危険な生き物も含めて自然なんです。
僕は自然が持つ両面が、
子供達に、もっとも必要な教育なんだと思います。
自然とどうつきあうのかを教える事も大人のつとめです。
子供達が虫取りができ野鳥や遊びにくる、
生物多様性に溢れる森林公園にしたいのです。
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