東北新幹線は開通まで、
39年間の月日を費やした東北の夢です。
それが2010年12月4日の記念すべき開通から、
わずか4ヶ月3月11日のあの震災でずたずたにされました。
マグニチュード9.0の大地震は、
設備被害1750箇所、電化柱の損傷は810箇所、
3月中旬の時点で
「少なくとも1カ月以上はかかる」(宮下直人JR東日本常務)
と見込まれた全線再開だったのですが、
そこからほぼ1カ月でゴールデンウィーク前の
開通に間に合わせる事を目標にした大工事断行しました。
当初、JR東日本は約3500人を、
新幹線と在来線の復旧工事に投入しました。が、
とても目標通りには工事は進まず。
3月末には、約8500人に増やし、
うち約3000人を新幹線工事に送り込みました。
「『どこかだけ』でできる仕事じゃない」(JR東日本仙台支社)
リーダーシップのもとに同社のグループ会社に加え、
JR東海や西日本からの応援に駆けつけてくれたそうです。
2011年04月26日河北新報より引用
僕は札幌出身なので19歳で東京に出て来た時、
その当時の寝台特急北斗を使い青森〜函館をフェリーで乗り継ぎ、
18時間かけて東京に出てきました。
上野〜青森だけでその当時11時間かかっていました。
それを東北新幹線は最短で3時間20分で結びます。
新幹線は東北の人達にとっては、やっぱり夢なんです。
まだ、震災の復旧はなかなか進んでいません。
でも、まず最初の一歩です。
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