2011年3月26日土曜日

スタジオジプリ「天空の城ラピュタ」



昨日、TVで放映したスタジオジブリの録画を見返しました。
あらためて見ると、
一つ一つの完成度に驚かされます。
実は、僕が一番好きなジプリ作品は、
「天空の城ラピュタ」なんです。
この作品は、スタジオジプリ創設の
きっかけになっただけではなく、
ラピュタのデザインが
森と機械文明が共在している、
宮崎さんの世界観を描いているそうです。

この映画を見る旅に、
どんなに進んだ科学も、ある一線を越えると、
決して人間を幸福にしないとのではないかと言う、
現代に対する警鐘を感じます。

かつてラピュタに住み、全を手に入れた人間達は、
既にそこにはいませんでした。
逃げ出したのか、何かに気がついて、
そこから去ったのか誰にも分かりません。

でもかつてラピュタも、
人間の幸福な生活を守るために、
ありと、あらゆる想定をして、
理想郷の名の下に作られたのだと思います。

ラピュタ最後の言葉が
「想定外でした」
そのような言葉でなかった事を祈ります。

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